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会社に勤務していて、正社員であれば当たり前に加入している社会保険ですが、
そもそも社会保険料は何故納めているか考えたことはありますでしょうか。

そもそも、社会保険を納めている理由として何かあった場合に国が
社会保障制度を活用し、安心や生活の安定を支えるための財源とするためです。

社会保障制度とはどのような制度なのかというと
「社会保険」、「社会福祉」、「公的扶助」、「保険医療・公衆衛生」の4つの制度の総称の
ことを指していて、言葉だけでも何となく分かるような内容ですが、各制度の詳細は下記のようになっています。

【1】社会保険（年金・医療・介護）
病気、けが、出産、死亡、老齢、障害、失業などの困難に陥った場合、一定の給付を行い、生活の安定を図る。

【2】社会福祉
障害者、母子家庭など生活をする人々が、安心して生活を送れるよう公的な支援を行う。

【3】公的扶助
生活に困窮する人々に対して、最低限度の生活を保障し、自立を助ける制度。

【4】保険医療・公衆衛生
健康に生活できるように様々なことの予防、衛生のため。

健康で、現在に生活を送るにあたり特に問題がない場合は、
利用する機会は無いと思いますが、自分自身にいつ何が起こってもおかしくない状況です。

今回のコロナのような影響等も、数年前までは予測できなかった状況になっていると思います。

これらの事を考えると社会保険料を納めることは、様々な制度の財源となっていて、
予想していなかった状況にも対応するために、とても大切なことだと改めて感じました。

＜参考URL＞
https://www.mhlw.go.jp/content/12600000/000872267.pdf