土用の丑の日
- 2025.08.18
今年は2回、7/19と31に「土用の丑(うし)の日」がありましたね!
みなさんは鰻を召し上がりましたか?
私は結局、簡易的な物を含め3回食べました♪
「土用」とは「季節の変わり目の約18日間」のことです。
あまり知られていませんが本来は夏だけでなく、
立春、立夏、立秋、立冬の直前に年4回あります。
夏の土用は、毎年少し前後しますがだいたい7/19~8/6の期間で
土用の翌日が立秋ということになります。
「丑の日」は干支の十二支から来ています。
十二支は”年”だけでなく、”日”にもあり12日ごとに繰り返されます。
この仕組みを知ると、約18日間の期間中に
年によって「丑の日」が1日の年と2日の年があることや
7月だけでなく8月にもある年があるというのも頷けますね。
1回の土用内で「丑」の2回目が巡ってくる確率は約6割。
因みに2回目のことは「二の丑」と言い、今年は7/31でした。
「土」には、季節の変化の種を受け止めて芽生えさせる、
クッション的な準備期間という意味が込められているそうです。
このことから旬の食べ物を摂取し、体調の崩れやすい季節の変わり目に
備えることの大切さが伺えます。
夏の土用では、鰻を食べる風習が一番有名ですが
それ以外にも「う」の付く食べ物(うどん、瓜、梅干しなど)
黒い食べ物(しじみ、黒豆、ひじき、なすなど)
を食べることで夏バテしないように工夫されてきました。
これらの食べ物は夏に不足しがちな栄養を補給したり、
体調を整えたりするのに役立つとされています。
これらの食材を上手に取り入れつつ、まだまだ続く暑い季節を乗り切って行きましょう!
2025.08.18