読み方いろいろ
- 2024.09.27
今まで習った漢字の中で、読み方が一番多い漢字をご存じでしょうか。
実は「生」なんだそうです。
意外ですよね!
小学1年生で習う、日本人なら誰でも知っている漢字にも関わらず、
150通り以上の読み方があるとは驚きです。
みなさんはいくつ思い浮かびますか?
私がパッと思いついたのは、十数通りでした。
まずは普通に生活の「せい」、一生の「しょう」、
訓読みでは「いきる」、「はえる」などが浮かぶと思います。
生地、生蕎麦などの「き」、生け花の「い」、
生ものの「なま」なども連想しやすいでしょうか。
有名人の苗字では、元首相の麻生「あそう」さん、
フィギュアスケート選手の羽生「はにゅう」さん、
全く同じ漢字でも将棋棋士だと「はぶ」さんになるのも興味深いですね。
固有名詞や地名だと更に複雑な読み方が増え、
どこで読みを切るのか、もはや分からないものまであります。
芝生「しばふ」、壬生「みぶ」、福生「ふっさ」、桐生「きりゅう」、
生見「ぬくみ」、生粋「きっすい」、弥生「やよい」、生憎「あいにく」などなど…
しかも、まだまだ新しい読み方が発見されているそうです。
簡単に見える字でも知らないことが多く、日本語は奥が深いですね!
2024.09.27