正倉院展

先月、上野の森美術館で開催されていた正倉院展に足を運びました。

お目当ては今回の目玉でもあった蘭奢待。
織田信長や足利義政など歴代の権力者達にも愛された香木です。
展示自体はドラマ「麒麟が来る」で使用されたレプリカでしたが、
今回の展示では正倉院に保管されている蘭奢待を科学的に
分析して香りも再現し展示されています。

実際に嗅いでみた蘭奢待の香りはスパイシーで
シナモンやバニラが混じったように感じられました。

実は蘭奢待とは言葉遊びで、正式名称は「黄熟香」といいます。
「蘭奢待」の漢字にはとある寺院の名前が隠されているのですがご存知ですか?
答えは「東大寺」です。

東大寺と縁の深い宝物ですが、香木は燃やして使用するため
そのまま寺院の名前を付けるのは縁起が悪いと考えられ
「蘭奢待」と呼ばれるようになったそうです。

本当に良い香りだったため、
お香などを一般に販売してくれたら嬉しいのになあ…と思いました。

2025.11.27

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