「役所」と「役場」
- 2025.02.21
手続きの必要があり、久しぶりに役所へ行ってきました。
今住んでいるところにあるのは「区役所」ですが、
地元には「市役所」があり、その近郊には町が多かったので「町役場」がありました。
多くの地方公共団体ではその種別によって、
市や区では「役所」、町や村では「役場」が事務所として存在します。
ちなみに都道府県の事務所は「庁」です。
一部の地方公共団体では、「役所」の名称を用いず「市庁」などと称する場合もあるそうです。
役所と役場、なぜ呼び名が違うのか調べてみたところ、
成り立ちの違いによるものという説と、単に慣習であるという説がありましたが、
市役所か町役場かで地図記号も異なるので、何かしら理由があって使い分けされていそうですね。
役所等の所在地を決める、または移転する際には、
住民の利用に最も便利であるように、交通事情や他の官公署との関係等を
考慮しなければならないと法律で定められています。
この定めにより鹿児島県などの一部の島嶼では、
町村に属する島々の中よりも、各島からの航路があり起点となっている場所の方が利便性が高いために、
地方公共団体の区域外に事務所が設置されているそうです。
駅から区役所まで10分ほど歩かなければならないので面倒だな、と思っていた自分を恥じました…。
これからは、大きな駅から徒歩で行ける立地の良さに感謝して、手続きに赴こうと思います。
2025.02.21
