ふるさと納税ワンストップ特例制度の注意点
- 2023.05.22
最近はする方も多くなったふるさと納税ですが、
確定申告が不要な方は「ワンストップ特例制度」を利用されている方も多いのではないでしょうか。
~ワンストップ特例制度とは~
①もともと確定申告や住民税申告をする必要のない給与所得者等であること
②ふるさと納税以外に確定申告または住民税の申告を行う必要がない方
③年間寄付先が5自治体以内の人
上記条件を満たす方が利用できる制度です。
簡単に言えば、ふるさと納税以外に申告するものがない場合に限り、利用できる制度です。
ただ、注意していただきたいのが
ふるさと納税で寄付したタイミングで、ワンストップ特例制度の利用申請をしていても
別途、確定申告が必要となった場合
ワンストップ特例制度は無効となってしまいます。
例えば、ふるさと納税以外で申告をする予定がなくワンストップ特例制度を利用していたが、
年が明けて、家族の医療費を合算したら10万円を超えていた場合。
医療費控除の対象となり、確定申告が必要となりますが
確定申告をするとワンストップ特例制度は無効となってしまいますので
ふるさと納税分も、併せて確定申告する必要があります。
確定申告には寄付金受領証明書が必要となりますので、
ワンストップ特例制度を利用申請した方も
証明書は大切に保管しておいてくださいね。
2023.05.22