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ジュニアNISAに申込者急増!?

近年話題となっているNISA。

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や
受け取った配当に対して約20%の税金がかかりますが、NISAは毎年一定金額の範囲内で
購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、という制度です。

運用益が非課税となるNISA制度には一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。

株式投資をする場合、まずは非課税投資枠の活用を優先したいところですが、
その中の一つであるジュニアNISAは使い勝手の悪さから人気がなく、2023年に廃止されることが決定しました。つまり、新規の口座開設が2023年までとされ、2024年以降は新規購入が出来ないこととなったのです。

しかし皮肉なことに、廃止が決まったことにより使い勝手が悪かった部分が解消され、
駆け込み活用のメリットが増しているのです。

廃止が決定するまでは18歳になるまで非課税で払い出しするが出来ないことが欠点でした。
資産形成の途中で使わずに大学への進学資金に充てて欲しいというのが制度設計時の狙いでしたが、私立中学校や高校へ進学する可能性や海外留学する可能性、スポーツで全国レベルの選手となり遠征費がかかるようになる可能性など、子供の色々な可能性を考えるとジュニアNISAは資金拘束が厳しくて利用したくないと、申し込みを踏み止まってしまう人も少なくありませんでした。

ところが制度廃止後の2024年1月1日以降はいつでも非課税で払い出せることが可能となり、
思いがけず最大のネックが解消されたのです。その上メリットは継続されている為、
廃止が決定した2020年以降の口座開設数が急増しているというわけです。

お孫さんがいらっしゃる方、今からでも間に合います。
お孫さんの名義で口座を開設し運用をすれば、プレゼントとして形に残すことができますし、
投資上限額である年間80万円でも贈与税がかからず、大変オススメです。

2022.11.28

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