イギリスの小学校は教科書がない!?
- 2022.09.14
以前のブログでイギリスの小学校は入学式がないという話をしましたが、
入学後は本当に驚きの連続でした。
同じくらい驚いたことがあるのですが、それは教科書がないということです。
教科書なしでどうやって勉強するの? と思いますよね。
子供が通っていた学校では、定期的に全学年に共通のテーマが与えられ(時には各学年ごと)、
そのテーマに基づいて様々な教科を学習します。
例えばテーマが、ペンギンだとすると、美術ではペンギンを粘土で工作し、
社会ではペンギンの歴史を学び、理科では生態を学ぶ、といった感じです。
教科書がないので、通学時の荷物も多くありません。
BookBagというA4サイズの物が入る、マチ無しの手提げかばんで通学する学校がほとんどです。
中身はReading Bookと呼ばれる読書記録ノート、そして水筒だけです。
今でこそ日本の小学校も、教科書は学校に置いて帰って良いとしている学校が多いですが、
以前は教科書は全て家に持ち帰らなければいけないというルールがありましたよね。
自分も低学年の頃、とても重かった記憶があります。
国によって学び方が違うのはとても興味深いですね。
小学生のお子さんがいらっしゃる方、来年の夏休みの自由研究の課題にいかがでしょうか?
2022.09.14