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手数料有料化の先に見える狙い

先日、久し振りに両替をしに銀行へ行きました。
すると「両替は10枚まで無料」という貼り紙が目に飛び込んできました。
ついこの間まで枚数制限なく無料だったサービスの有料化にとても驚きました。

ご存知だと思いますが、今年の2月に三井住友銀行が一部の両替手数料を有料化し、これでいわゆる3大メガバンクは皆、両替手数料が発生することになりました。
(両替機専用カード使用の場合)

キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、現金しか扱っていないお店も少なくありません。
小さな個人商店や飲食店などを経営されている方たちは大打撃を被ったに違いありません。
その方たちは一体どのように対処されているのでしょうか。
どうやらまだ有料化されていない地域の信用金庫に行ったり、両替する回数を減らすなどの工夫をされているようです。

近年、通帳も有料化され始めています。
理由は通帳には1冊あたり200円の印紙税が毎年かかり、印刷費用もかなりかかるからだそうです。

こういったサービス有料化の背景には低金利の影響で銀行の収益力が下がってきたのも一つの原因ではないでしょうか。
ただ本来は有料であるべきサービスを今までは無料で提供してきただけで、それを有料化することによって新たな収益源にすることは決して不自然ではありません。

そのうち海外のように口座維持手数料が採用されるのも時間の問題ではないでしょうか。

2021.11.19

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