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ヤゴを育てる

  • 2021.07.27
  • 執筆者:たつ

5月下旬、次男が小学校からヤゴを持ち帰ってきました。

小学校では、毎年プールの授業が始まる時期になるとプール内に生息しているヤゴを救出する「ヤゴ救出大作戦」を実施しています。

救出したヤゴはまず各クラス内で飼育されますが、希望する生徒は1~3匹ほど自宅に持ち帰り羽化させることに挑戦できます。

ネット検索をしたところ、ヤゴを飼育するのに必要なものは

・水槽(もしくは2L程のペットボトルに穴を開けたもの)

・水

・ヤゴが隠れることができるサイズの大きめの石

・葉っぱ

・餌(ミミズや赤虫 生きているもの)

・羽化する際にヤゴが捕まることができる長めの棒

どれも簡単に手に入るものであり、羽化させることも比較的簡単であるということから「いらないよ」という次男に持ち帰るよう説得し自宅で育てることにしました。

当日、ヤゴ1匹となぜかアメンボを持ち帰ってきた次男、水槽に諸々セッティングしヤゴを移しました。

飼育すると言っても特にやることはなく、一番の仕事は餌を与えることです。

ヤゴは生きている餌しか食べないそうですが、生きているミミズや赤虫を手に入れることも保管することも困難です。

そこで冷凍されている赤虫の餌をピンセットで掴んで水の中でユラユラさせ生きているように見せかけるというちょっとした手間をかけて餌を与えます。微動だにしないヤゴの視界に入るであろう位置で赤虫をユラユラさせ、ヤゴが食いついた瞬間にピンセットを緩めて食べさせる・・・食いつくまでに少々時間がかかるのでちょっとした集中力と忍耐力が必要とされます。

最初の数日こそ面白がって長男、次男共に餌をあげていましたがすぐに飽きてしまい私があげています。「ちゃんと育ててよ」と次男に一度言ったことがあるのですが「だから俺はいらないって言ったじゃん」と言い返されて以来私の仕事になりました。

普段は隠れている石から出てきている時=餌を与えるチャンスを逃さないよう朝昼夜とヤゴの動向を観察することは私の日常生活の中で多少の負担になりつつあります。が、7月の終わりまでに羽化することが多いらしいのでその日を楽しみにもう少し頑張って飼育しようと思います。

2021.07.27

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