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以前、左耳の違和感「低音障害型難聴」について書きましたが実は２年ほど前にも左耳の違和感を感じる出来事がありました。

朝起きると左耳の奥、鼓膜の前に一枚壁できたような感覚で完全に音が遮断されているような閉塞感を感じました。

この日の数日前からアレルギー性鼻炎の症状が出ており、鼻水や鼻詰まりの影響だろうと考え一日様子を見ることにしました。

翌日、音も聞こえづらく何とも言えない不快感が続いたので耳鼻科を受診しました。

医師の診察を受け、最初は鼻炎の影響によるものと診断されいつもの鼻炎薬を処方してもらい診察終了の間際、医師が「念のために」とおでこに棒のようなものを押し当て振動を感じるかの簡易的な検査をすることになりました。

私の場合、振動の感じ方に左右差があったため（通常は左右差はないそうです）聴力検査をすることになりました。

その結果「突発性難聴」と診断されました。

ストレスや疲労が原因であることが多く、年齢も関係するようです。

この突発性難聴の怖いところは治療開始が遅れると聴力が固定されてしまい回復できなくなるという点です。

また早期に治療を開始しても必ずしも元の聴力に戻るとも限らないそうです。

２～３週間薬を服用し２～３日に一度聴力検査を受け、無事に聴力は回復しましたが、治らなかったらどうしようと不安な日々を送りました。

耳の違和感をいつか治るだろうと放っておいたら・・・

最初に診察を受けた時、医師が念のためにと思いつかなかったら・・・

耳鼻科を受診するのが遅れていたら回復できていなかったかもしれないと思うとすぐに受診して本当に良かったと思います。