学び直す力
- 2020.10.28
日経新聞 毎週月曜日には「18歳プラス」という紙面があります。
その中に「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」というコラムがあります。
ジャーナリスト池上彰さんが日本のこれからを担う若者たち(主として大学生)
に向けたメッセージを、あたかも大学の講義を受けているかのような、
分かりやすい語り口調で文章化されているものです。
10/5は「働き続けるために㊦ 学び直す力が人生を支える」でした。
コラムでは
「就職すると人事異動や転職といった経験をすることがある。
仕事を軌道に乗せるために新たな知識を増やし、専門分野に精通していかなく
てはならない。そんなとき学び直す経験が人生を支えてくれる。」
とありました。
そして、
「新しい知識を吸収し、技術を身につける努力を続けることを大事にしてほしい。」
とも書かれていました。
本当にその通り! 若者ではありませんが、心に響きました。
私自身、約20年ぶりにオフィスワークに復帰し、これまで全く携わった
ことのない経理という未知の世界に入りました。
仕事を通じ、「なるほど!そういうことだったのか!」と
今まで”点”であった知識が”線”で繋がり、なんだかとても賢くなった
ような気がしています。
今までとはちょっと違う角度から、社会を眺められるようになりました。
同僚のれもんさんも簿記の勉強をされていらっしゃいます。
とても刺激になります。私も初歩的なものですが、簿記や労務手続きの本を
読んだりしています。
仕事に役立てることが直接の目的ではありますが、
”技術を身につける努力” をしているというより、
”新しい知識を吸収” することが、純粋に楽しいのです。
池上さんは
「”学ぶ”というより、”知る”という姿勢の方が長続きすると」
と書かれていました。
”知る”という気持ちを持ち続け、”線”から”面”へ、知識を広げていきたいです。
池上さんの記事はこちらから参照できます。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64528170S0A001C2TCL000/
2020.10.28