予算計画
- 2016.01.08
年末の休みから昨年の振り返りと
今年の動きをぼやっと考えていましたが、
今、それをチームの予算計画に落とし込んでいます。
予算計画を作る時は相当に神経を使うので疲れます。
予算計画は、目的地にいくまでの地図みたいなものです。
この予算計画が適当だと会社はどこにどういったらいいのか
解らなくなり全員不幸になります。
その為、予算計画は一番集中できる時に時間をかけて作るようにしています。
予算計画を作成するに当って重要なのは、
目標数字を達成させる為のプロセスをどう組むかという部分です。
基本的に、予算というのは自分で作るにしろ、
上長や経営者から言われるにしろ現在の状況よりも高い
予算設定になる事がほとんどだと多いと思います。
この高い目標に対して数字目標だけ設定して
終わるような予算計画では到底話になりません。
これを達成させる為のプロセス作りが肝です。
個人的な予算計画の作り方ですが、
3年計画であれば3年目の数字目標の設定後、
1年目、2年目の数字目標を大まかに設定します。
その後、半年分をがっつり作り込みます。
現状の会社、チームのステージを分析し
半年の内やるべき施策とどこまでのレベルまでやるかを
洗い出し、戦略を立てていきます。
戦略を立てる際に、採用計画や広告といった
戦術部分も練りこんで、予算計画の内の販管費の部分を練っていきます。
個人的にこの戦略部分についてはガチガチすぎても緩すぎても駄目という印象です。
ある程度汎用性のあるようなものにしておいた方が
客観的な視点を持ちながら進められます。
最終的には、売上、販売管理費、営利の予算計画が出来上がり、
それにプラスして、どのタイミングで何をするという
戦略がアウトプットされます。
あとはヨーイドンで施策を実施して
設定したKPIを達成し続けていくだけです。
計画が順調に進んでいるかどうかの振り返りは、
しっかり見ていく必要があるので、そこは管理者が責任をもって
管理していく必要があります。
また、ビジネスは生ものですので、マーケットも変化していきます。
進めている計画の進捗が伸びないようであれば変に計画に固執せず
状況にあわせた新たな戦術を立案したり、
ピボットしたりと柔軟に対応するべきでしょう。
2016.01.08