転職、採用について考えた
- 2015.12.02
最近、人の流動性や自由な働き方といった言葉が広がり
フリーランスやノマドワーカーなど働き方も多様になってきましたね。
youtubeをみててたまたま転職サイトのCMを見て、
昔の人事部経験と自分の転職経験も踏まえて採用の事を考えてみました。
私は少し前の職場で、中途採用部という文字通り、中途採用をメインで行う部署で働いていました。
そこで思っていたのは、中途採用の方は入社されてから結構苦戦される方が多いという事です。
前職ですごい結果を出していた人でも、
その会社になじめずすぐに辞めてしまう。。。
もしくは戦力にならない。。。
結構そういう事が多かったです。
たぶん転職者にも会社にも問題があるんだとは思うんですが、
私が見てきた限りだと、転職者が新しい会社のやり方になじめないっていう
パターンが一番多かったと思います。
なじむっていうのは仮にやってる事業がまったく同じA社とB社があっとしても、
当然、企業文化は違うでしょうし、部署の分け方ややり方、評価基準や
営業方法についても違っている事が当たり前です。
その違いに慣れない、なかなか自分を合わせられないっていうのが方が多かった気がします。
転職をお考えの方はは、
環境（やり方、組織、上司、部下、風土、哲学）と、
自分の実力をよく分析をされた方がよいと思います。
逆に転職してきてからすぐに結果を出す人っていうのは
面接段階からとても細かい事を聞く人です。
営業職であれば、どんな営業手法なのか、数字管理はどのようにするのか、
部署はどういう形になっていて、上長の年齢はいくつぐらいなのか、
他部署との連携はどのようにとるのか等、入社前にとても細かく聞いてきてくれます。
そうすると理解した上で入社してきて頂けるのでなじむのも早く、
すぐに結果を出してくれた印象がつよいです。
いずれにしても転職される側も採用する側も、
働いてもらって力を発揮する（してもらう）のが一番ですから
面談時にしっかりお互いの事を話しあいましょう。
2015.12.02
