自分の考えは本当に自分の考えなのか。
- 2015.08.21
ときどき人の脳はスマホ・ゲーム・パソコンのようにある種の
プログラムのように思う。
先天的にできる、泣くなどの行動をデフォルトのプログラムとして考えると、
後天的に人や本などの外部の情報より構築されるカスタマイズされたプログラムがあり、
後者は、後天的な外部のプログラムを使って、そこから得られたいくつかの解を
あたかも自分の考えであるように発言する。
(中にはほかの人の意見をパクっただけでいい気になっている人もいるが。)
もちろん育った環境によってそのプログラムの内容は様々なので、
いろいろな人格の人が誕生することになる。
こう考えると、では自分自身の考えは、先天的なプログラムによるものだと思うが、
これですらも先祖代々DNAによって受け継がれてきた
その時代を生き残るために強化されたプラグラムなのではないか。
まさに弱肉強食で、自然淘汰の原則である。
こういう風なことを年に1度2度考えると、
自分の考えが本当に正しいのかどうか疑問に思うこともある。
ただ、自分を構成するプログラムと同じ人がいるかどうかを知るためには、
同じDNAで同じ環境で育った人と比較することが必要であるが、
そんなことは不可能。
ということで、先天的なプログラムと
後天的なプラグラムの両方を併せ持って
オリジナルのプログラムとなったもの。
そのオリジナルプログラムによって
考え結論したものが自分の考えである、と思う。
2015.08.21