目標にとらわれすぎて人生を失うな
- 2015.08.18
わたくし見かけによらず本を読むのですが、身にしみるいい言葉があったので
備忘録がてら記載しておきます。
————————————————————————————————
目標にとらわれすぎて人生を見失うな
山登りをする。たゆまず、獣のように。汗にまみれ、一心不乱に頂上を目指す。
途中にいくつもの美しい眺望があるのに、ただ次の高みへと登っていくことしか知らない。
あるいはまた、旅行であってもいつもの仕事であっても、一つの事柄だけにふけって、他はすっかり忘れてしまう。
そういう愚かなことが、しばしばなされている。
たとえば仕事の場合では、売り上げを伸ばすことだけがたった一つのなすべき目的のように錯覚してしまったりする。
しかしそうすることで、仕事をすることの意味は失われてしまう。
けれども、このような愚かな行為はいつもくり返されている。心の余裕をなくし、
合理的に行動することを重要とみなし、 その観点からのみ人間的な事項までをも無駄とみなして、
結局は自分の人生そのものをうしなってしまうようなことが頻繁に起きているのだ。
印用:漂流者とその影 超訳 ニーチェの言葉
————————————————————————————————
本て、本を読むときのテンションや知識、その人のステージによって
同じ本を読んでも吸収できるものが違います。
今まで何回か読んだ本でしたが、今回はこれが刺さりました。疲れてるのかな・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
眠っている本をよみかえしてみるとなんか新しい発見があるかもしれません。
2015.08.18