金融犯罪にご注意下さい。
2016.04.13
パソコン、スマートフォン、携帯が普及するなか
メールやインターネットバンキングに関する金融犯罪が多発しています。
金融機関を装った偽メールに記載されているURLを押すと
インターネットバンキングの本人認証情報を入力させるものや、
インターネットバンキングにログインした後に、暗証番号や合言葉などの
本人認証情報を入力させるポップアップ画面が表示される事件が発生しています。
表示されるページも偽画面とはすぐに分からない程、精巧に作られています。
法人向けインターネットバンキングにおいても不正送金被害が発生しているようです。
外国送金詐欺の事例としては下記のようなものがあります。
●海外の取引先になりすました偽メールによる送金依頼や、
偽メールに添付された請求書にしたがい、外国送金をしてしまった。
●海外の親会社になりすました偽メールによる至急の送金指示にしたがい、
外国送金をしてしまった。
全国銀行協会や警察庁からも下記の対策が呼びかけられています。
皆さんも十分に注意して下さい。
■全国銀行協会が呼びかけているインターネットバンキングの運用における対策例
・取引の申請者と承認者とで異なるパソコンを利用する。
・パスワードを毎月変更する。
・振込・払戻しなどの限度額を必要な範囲内でできるだけ低く設定する。
・不審なログイン履歴がないかを確認する。
・振込先の事前登録などの取引銀行が提供するセキュリティ対策を導入・利用する。
■警察庁などが呼びかけている対策例
・セキュリティ対策ソフトを最新の状態にアップデートして利用する。
・不審なサイトにアクセスしない。
・身に覚えがないメールに添付されたURLはクリックしない。
・不必要なプログラムや、信頼の置けないサイトからプログラムをダウンロードしない。
・不正な入力画面などが表示された場合は、個人情報は入力せず金融機関等に通報する。
<参考>
全国銀行協会ホームページ-重要なお知らせ-
http://www.zenginkyo.or.jp/topic/sagijiken_remittance/index.html
2016.04.13