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エビ大繁殖

  • 2020.11.20
  • 執筆者:

去年の春、我が家ではメダカを飼い始めました。

水槽はお手頃な30㎝サイズで、12リットルほどの水が入ります。
そこに、体がオレンジ色なのが特徴的な「楊貴妃」という品種のメダカを
オス・メスそれぞれ3匹ずつと、
ミナミヌマエビという種類の小さな淡水エビも3匹加え、
飼育スタート!

それから一年半。
メダカは去年と今年の二度の繁殖期にはたくさんの卵を産みましたが、
無事に孵化して成魚にまでなれるのはほんのわずか。
現状水槽にいるのは、去年生まれた1匹と、今年生まれた2匹のみになっています。

それに対し、ヌマエビはと言うと……
おそらく30、いや、40匹くらいいるかもしれません。
水槽のどこを見てもエビがいる状態で、
「ちゃんと数えよう」という気すら起きません。

メダカとヌマエビの繁殖数にこんなにも差が開いた理由はいくつか考えられます。

①繁殖期の違い
メダカは一般的に水温が25度以上にならないと卵を産まないと言われています。
しかしヌマエビは、少なくとも我が家の水槽の環境下では、
一年中元気に卵を産みます。

②共食いをするかしないか
メダカは自分が産んだ卵や生まれたての稚魚を食べてしまうことがあります。
しかしヌマエビは抱卵(メスが自分のお腹に卵をしまい込み、孵化するまで育てること)をするので、
無事に孵る確率が高く、孵った稚エビは親エビの口に入るサイズではありません。

稚エビがメダカに食べられてしまうことは多々ありますが、
それ以上にたくさん生まれてくるので減ることはありません。
このような要因があって、我が家の水槽はエビ帝国となってしまいました。

エビがたくさんいてくれることにはメリットもあります。
彼らは優秀なお掃除屋さんとして、
メダカの餌の食べ残し、メダカの排泄物、発生した藻、脱皮したエビの殻など、
水質の悪化や水槽の汚れの原因となるゴミをあらかた処理してくれます。
また、二酸化炭素の排出も盛んになるので、水草がよく育ちます。

とは言え、あまりにもエビが多いと、
遊びに来た友人に「うわっ…」と引かれたりしますので、
ほどほどにしていただきたいものです。

2020.11.20

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