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事業主借と事業主貸ってなんだろな

2017.01.30

個人事業主において、事業用のお金と個人の

お金をわけようとしていても完璧に区別して管理することは難しいですよね。

 

事業用のお金で、私用のものを買ってしまったり、

生活費のお財布から経費の支払いをしたりすることがあると思います。

そのような、事業用のお金とプライベートのお金の流れを処理する際に使用する科目が

「事業主貸」と「事業主借」になります。

この2つの科目は、個人事業主の会計処理にだけ登場する特有の科目になります。

 

〇事業主貸とは

個人事業主には給与という概念がありませんので、

仕事で出たもうけから生活費を支払うことになります。

事業用のお金が個人に移動した場合「事業主貸」を使って仕訳を行います。

 

仕訳の例

・事業用の口座から、事務所兼自宅の家賃10万円を支払ったとき

 (自宅部分70%、事務所部分30%とする)

地代家賃 100,000 / 普通預金 100,000

事業主貸 70,000 / 地代家賃 70,000

結果、差し引き30,000円だけが、経費として計上されることになります。

 

〇事業主借とは

個人事業主が、プライベート用のお金を、仕事に関する支出に使ったときに使用する科目です。

 

仕訳の例

・個人のお財布から、仕事用の文房具100円を買ったとき

消耗品費 100 / 事業主借 100

・事業用口座の残高が不足しているので、生活費の一部10万円を入金したとき

普通預金 100,000 / 事業主借 100,000

 

事業主貸と事業主借は、最終的に決算時に相殺され、どちらかが残るかたちとなります。

これらは売上でも経費でもなく、資産・負債にあたりますので、残高があるからといって

税金の計算に影響ありません。

残った残高は、翌期に「元入金(個人事業主にとっての資本金)」に反映され、

またゼロからはじめることになります。

 

2017年の申告期限は3月15日(水)となっています。

貸と借、一見ややこしい科目ではありますが、正しく処理をして、期限内に申告を行いましょう!

2017.01.30

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