法人税の法律で、決算は最長でも１年と決まっています。
個人事業主さんの場合も、所得税の法律で暦年（１月１日～１２月３１日）までを決算期間としなければいけないことが決まっています。
決算とは、毎日の全ての取引の積み重ねです。
つまり毎日の取引を会計ソフトへの入力を行っていないと決算ができないことになります。
殆どの会社様では、会計ソフトへの入力作業を始めとした記帳代行業務は、社長さんの仕事か経理担当者様の仕事です。
記帳代行業務を面倒だと考えている社長様は多いです。
時間もかかりますし、慣れない業務です。
また簿記の専門的な知識も必要です。
お時間のない社長様が、簡単にできる作業ではありません。
取引によっては、記帳による有利・不利があります。
税金の世界では、納税者の方が不利な記帳を行っていても、知識がないことは力がないことだと考えられて有利には変更させてくれないケースがあります。（例えば、税金の法律で損金経理が要件というものがそれにあたります。少々難しい論点ですので、ご不明な点は遠慮なくお聞き下さい。）
上記のような理由から、記帳代行を税理士事務所さんへ丸投げされる方やアウトソーシングされる方も多いのが実情です。
